enpaku 早稲田大学演劇博物館

企画展

世阿弥を継ぐ -十五世観世大夫元章の革新-

会期:2011年11月1日(火)~2011年12月22日(木)
※11/3(木)、11/23(水)休館
会場:演劇博物館1階六世中村歌右衛門記念特別展示室
入場無料

協力 財団法人 観世文庫/法政大学能楽研究所/神戸女子大学古典芸能研究センター 他

観阿弥・世阿弥・音阿弥から引き継ぐこと300年、十五世観世大夫元章(1722-1774)によって断行され、わずか9年で廃止の憂き目をみた<明和の改正>は、能楽史上に大きな波紋を投じました。伝来の謡曲詞章を大幅に改訂したいわゆる「明和改正謡本」の刊行や、ワキ方・狂言方の台詞にまで改訂のメスをいれた「副言巻」、元章創始とされる小書(特殊演出)による多彩な演出の工夫など、その改革は多岐にわたります。観世家の権威を高め、観世流の全国的な勢力拡大を通じて家元制度を確立させた、まさに観世流中興の祖、元章ならではの能楽革命でした。
 世阿弥伝書をはじめとする観世家歴世の伝書をひもときながら、古典としての謡曲はどうあるべきか、時代にそくした能はどうあるべきかという二重の問いに、真摯に向き合った観世元章。展示では、館蔵資料にくわえ、財団法人観世文庫、法政大学能楽研究所をはじめとする諸方の貴重資料の出品を仰ぎ、古典芸能である能の革新に果敢に挑み行動した、江戸時代を代表する観世大夫、元章の足跡の数々を紹介してまいります。

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