enpaku 早稲田大学演劇博物館

企画展

早稲田大学演劇博物館 特別展

【WEB特別公開】競演!『三国志』の風雲児たち~「第Ⅱ期 京劇衣裳編」!

特別展「競演!『三国志』の風雲児たち― 日本・中国・台湾の華麗なる舞台」より、第Ⅱ期でお披露目した豪華絢爛な京劇衣裳をWEBで特別公開します。

京劇衣裳 緑緞関公靠【りょくたんかんこうこう】

代表人物:関羽
代表演目:「古城会」、「華容道」
 
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「靠」は昔のよろいから変化したもので、武将が戦う場面で着用します。京劇の靠は多種多様ですが、西楚の覇王項羽(こうう)と関羽が着用するものが特徴的です。例えば、関羽専用のこの「緑緞関公靠」には、男靠に珍しい「房(ふさ)」が付いています。また、関羽は凄まじいほどの威風や貫禄を伴って登場するため、通常は背中に靠旗を付けません。この「緑緞関公靠」は北京の名優高盛麟(1915−1989)が着用したものに基づいて制作されたものと言われています。
 

京劇衣裳 紅緞平銀繍行龍蠎【こうたんへいぎんしゅうこうりゅうもう】

代表人物:曹操
代表演目:「戦宛城」、「撃鼓罵曹」
 
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「蠎」は「蠎袍」の略称で、帝王、宰相、高級官僚が仕事中に着用する正装です。皇帝や皇后が黄色の蠎袍を着て、皇族より位階が一段下の宰相、諸侯は赤い蠎袍を使います。曹操は後漢(25−220)末期に宰相を務めていたため、赤い蠎袍を着用します。この蠎袍は、昭和31年(1956)に「中国京劇訪日団」団長・名優梅蘭芳(1894−1961)が当館を訪問した際に寄贈したもので、1950年代の中国における最高峰の技術で制作された京劇衣裳です。この蠎袍に配されている龍紋は銀糸ですが、曹操役が金糸で刺繍された蠎袍を着用する場合もあります。
 

展覧会情報

早稲田大学演劇博物館 特別展
競演!『三国志』の風雲児たち――日本・中国・台湾の華麗なる舞台
 
Webページ:https://www.waseda.jp/enpaku/ex/11041/
会期:
第1期 2020年9月28日(月)- 10月23日(金)【終了】
第2期 2020年10月26日(月)- 11月24日(火)【終了】
第3期 2020年11月26日(木)- 12月25日(金)【終了】
 
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