enpaku 早稲田大学演劇博物館

企画・特別展

早稲田大学演劇博物館 2020年度秋季企画展

Inside/Out ─映像文化とLGBTQ+

insideout
 
会期:2020年9月28日(月)~2021年1月15日(金)
開館時間:11月13日(金)までは10:00-16:00、11月16日(月)からは10:00-17:00
休館日:10月は土曜・日曜、11月1日(日)、6日(金)、7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、25日(水)、12月16日(水)、26日(土)~2021年1月5日(火)
会場:早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室 
入館無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
助成:geijutsu_formal_logo4

※ご来館の際にはあらかじめ「来館にあたってのお願い」をご覧ください。

内から見るか、外から見るか、それとも──。
性の視点から映画やテレビドラマの歴史を紐解くと、目の前に広がるのは男女の恋愛物語だけではありません。そこには同性同士の恋愛や情愛、女らしさ/男らしさの「普通」に対する異議申し立て、名前のない関係性などを描いた物語が存在します。
2010年代には、「LGBTブーム」を契機にLGBTQ+の人々を描く映像作品が次々と製作され、性について、また「普通とは何か?」について考える機会が増えました。本展では、戦後から2020年初めまでの映画とテレビドラマを主な対象に多様なLGBTQ+表象に着目し、製作ノート、パンフレット、スチル写真、台本、映像などの多彩な資料とともに歴史を振り返ります。
いまを生きる私たちが一度立ち止まり、過去の物語と現在を繋ぎ合わせることで、様々な性や人間関係のあり方を尊重する、映像文化の魅力を改めて認識する機会となる事を願います。
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展示構成
・戦後日本映画を読み直す
・日活ロマンポルノと薔薇族映画にみる性のカタチ
・1980~1990年代 エイズ・パニックと「ゲイ・ブーム」以前以後
・ニュー・クイア・シネマの到来と映画祭の隆盛
・ゼロ年代以降の国内メディアとLGBTQ+
・性的マイノリティの老いと若さを考える


 
YOMIURI ONLINEの記事は以下からご覧ください。
・演劇博物館 秋季企画展「Inside/Out─映像文化とLGBTQ+」開催にあたって
(久保 豊/早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助教)
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会場の様子

 

 

 

 

 

 


kaze
©2019 映画「風たちの午後デジタルリマスター版」製作委員会
 
kinou
©「きのう何食べた?」製作委員会
 
kare
©2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会

bara
『薔薇の葬列』ポスター 1969年公開 監督:松本俊夫 デザイン:朝倉摂
 
hs
『ハッシュ!』©2001 SIGLO
 
kalanchoe_01
『カランコエの花』©2018中川組
 
kobayashi_01
小林悟旧蔵薔薇族映画製作関連資料
 

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