enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 近世 歌舞伎

Ehon (Illustrated Play Booklet) for Hatsuhikage maizuru soga

絵本「曜舞鶴曽我」(え ほん はつひかげまいづるそが)


 

縦21.6×横14.9 cm

元文2年(1737)1月江戸中村座上演。歌舞伎の劇場内では、文字情報による役割番付のほか、絵入りで舞台進行を示した絵本(絵本番付)も販売されていた。18世紀なかばには各座が契約した版元からの出版システムが確立されるが、本資料はその成立期に位置するもの。後世と比べて、書型も大きい。この時期の絵本はそのほとんどが残らず、貴重である。江戸の滑稽本作者、式亭三馬旧蔵本で、稀書複製会が『道外形大尽舞』の書名で復刻した原本である。