enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 近世 歌舞伎

Kaomise banzuke (Playbill for an Opening of the Theatre Season), at the Ichimura-za Theatre, November, 1712

顔見世番付 正徳2年(1712) 11月江戸市村座(かお み せ ばん づけ しょう とく ねん がつ え ど いち むら ざ)


 

縦28.5×横39.9cm

顔見世番付は毎年11月の顔見世興行に先立って10月に版行され、「新役者付」「極番付」とも呼ばれた。顔見世を年度始めとする江戸歌舞伎では、この顔見世番付によって向こう1年間の新たな座組を発表する。その役者たちの顔ぶれを知るために、顔見世番付は出版されるや先を争うように買い求められた。古く延宝(1673~81)頃には出版が始まったと考えられているが、本資料は江戸顔見世番付の様式が確定した頃のもので、現存する中では古い部類に属する。