enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 近世 歌舞伎

Utagawa Kunisada I Shitenno oedo no Kaburaya

初世歌川国貞画「四天王御江戸鏑」(しょ せい うた がわ くに さだ が し てん のう お え どの かぶらや)


 連結図

 
 
 

連結図を除き、上から縦38.2×横26.2cm、縦38.3×横26.1cm、縦38.2×横26.0cm

大判錦絵。初世国貞は初世豊国の後を継ぎ、19世紀前半に人気を博した絵師。浮世絵史上、現存最多の制作数を誇る。本図は大判3枚続きで、文化12年(1815)11月江戸中村座上演の舞台に取材したもの。5世松本幸四郎(大四郎)、7世市川団十郎(平井保昌)、3世坂東三津五郎(長作)の舞台姿である。この場面には描かれないが3世尾上菊五郎の襲名狂言でもあり、彼を加えた4人の人気役者を源頼光の四天王になぞらえた作品であった。鼻が高かった5世幸四郎は、その特徴を生かして迫力ある横顔が描かれている。