enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 近世 浄瑠璃

Letter from Takemoto Osumidayu IV to Sugiyama Shigemaru

4世竹本大隅太夫筆 杉山茂丸宛書簡(せい たけ もと おお すみ だ ゆう ひつ すぎ やま しげ まる あて しょ かん)


 

縦18.0×横117.0cm

国家主義者として政財界に影響を与えた杉山其日庵(茂丸)は、浄瑠璃をこよなく愛し、名著『浄瑠璃素人講釈』を残している。同書は、竹本摂津大掾、3世竹本大隅太夫、名庭絃阿弥といった明治期の名人たちから直接語られた芸話に杉山の評釈を加え、作品ごとの「風」(初演太夫、または座ごとの特徴的な語り口)に迫ろうとするものである。掲出資料は、昭和6年(1931)10月24日付で、4世竹本大隅太夫が、杉山からの教訓に対して返事をしたためたもの。