enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 近世 浄瑠璃

Honcho nijushi-kou; Katsura-gawa renri no shigarami; Meiboku sendai hagi

義太夫節正本 「本朝廿四孝」 「桂川連理柵」 「伽羅先代萩」(ぎ だ ゆう ぶし しょう ほん ほんちょうにじゅうしこう かつらがわれんりのしがらみ めいぼくせんだいはぎ)


 

写真内左《ニ10-16》:縦21.8×横15.8cm
写真内中《ニ10-560》:縦21.8×横15.5cm
写真内右《ニ10-1103》:縦22.8×横16.0cm

義太夫節正本は、人形浄瑠璃の台本の枠にとどまらず、近世期の人々の格好の読み物として全国的に流布していた。掲出資料は、近松半二による壮大な時代物「本朝廿四孝」(写真内中)(明和3年〈1766〉1月、竹本座初演)、世話物を得意とした菅専助作「桂川連理柵」(写真内右)(安永5年〈1776〉10月、豊竹此吉座初演)、伊達騒動と呼ばれる家督横領事件に取材した歌舞伎を、のちに江戸で浄瑠璃化した「伽羅先代萩」(写真内左)(天明5年〈1785〉1月、江戸結城座初演)。いずれも現在の文楽で度々上演される人気作品である。