enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 中世

Noh Mask "Shojo"

能面「猩々」(のう めん しょう じょう)


 

縦20.0×横13.6cm

「猩々」に専用の面。猩々は中国の想像上の動物で、能では酒好きな精霊として描かれている。「猩々」は、赤を基調とした唐織、大口に赤頭を付け、全身を赤で統一した扮装で、この面も朱色に神秘的なほほえみをたたえる。本資料は江戸歌舞伎の河原崎座(か わら ざき ざ)に伝来したもので、河原崎座の脇狂言として演じられた「寿二人猩々」に用いられた。喜多能静による「出目洞水」の極めがあり、元々は能面として製作されたものである。