enpaku 早稲田大学演劇博物館 | 能面「曲見」(のう めん しゃく み)

enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 中世

Noh Mask "Shakumi"

能面「曲見」(のう めん しゃく み)

 

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縦21.0×横12.0cm

くすんだ肌の色や張りのない口元、乱れた頭髪等で中年の女性の相貌を表す。顔がしゃくれていることからその名が付いたという。「桜川」、「隅田川」など子を持つ年齢の女性の役柄に用いられる。作者の中村直彦は、東京美術学校彫刻科を経て30歳頃から能面作家となり、明治の混乱期にあって世襲の家柄ではない面打ちとして活躍した。細川家、井伊家など旧伯爵家や、能楽諸家の古面修復を手掛け、69歳までの生涯を通じ手がけた能面は500を越えるといわれる。