enpaku 早稲田大学演劇博物館

日本演劇 — 中世

Noh Costume "Karaori" (copy)

能装束「唐織」 (菊唐草入り桧垣牡丹枝文様) (複製)(のう しょう ぞく から おり(きくからくさい ひがき ぼたんえだもんよう)


 

丈158.0×裄78.0cm

ボストン美術館所蔵の装束を山口能装束研究所が復元製作したもの。金箔で織り出された桧垣の中に菊唐草文様が表され、重厚な文様は「楊貴妃」等にふさわしい。唐織は小袖形式の代表的な装束で、主に女性役の表着として用いられる。金銀糸を折り入れて地文様をあらわした上に、10数色にも及ぶ色糸で絵文様を織り上げており、豪華な織物の代表格とされる。山口能装束研究所は近世の能装束研究と復元のため、1984年に山口憲(あきら)氏によって滋賀県長浜市に設立された。養桑、養蚕から染色、機織りまで古来の方法を再現している。