早稲田大学日本語教育研究センター所長 細川 英雄
早稲田大学日本語教育研究センター(以降、日本語センター)では、毎週約650の 日本語クラスが開かれ、約2000人の外国人留学生が毎日、日本語を学んでいます。 では、ことばを学ぶとはどのようなことでしょうか。 ことばを使って、自分の考えていることをさまざまな相手とやりとりし、また相手の意見を受け入れながら、いろいろなことを考えて いくという生活ができるようになってはじめて、ことばを学ぶ楽しさが見えてきます。 2010年度より、日本語教育研究センターでは、カリキュラムを改編しました。日本語を集中して学ぶ科目として「総合日本語(標準)」、 自分の興味のあることなどについて調べたり、ディスカッションしたりする活動を通じて日本語を学習する「活動型科目」、また日本語の 基本的なスキル(漢字、発音、文法)について練習する「練習型科目」、さらに多様なテーマや題材を取り扱う「テーマ科目」を開講して います。受講者ひとりひとりの興味や目的にあった履修が実現できるようになっているのです。 大学院日本語教育研究科の大学院生は、この日本語教育研究センターのプログラムの中に実習生や日本語授業ボランティアあるいはTA (ティーチング・ アシスタント)として参加し、留学生の皆さんとともに、ことばを学ぶことの意味について考えていきます。 さらに、早稲田大学に在籍する日本人学生およそ450名が、ネィティブパートナーとして、教室をはじめとする、さまざまなところで、 みなさんの日本語学習をサポートしています。 世界中から集まった仲間たちとともに、ことばを学び、そして、さまざまな文化にも思いを寄せて、この日本語センターでの学習と生活が、 皆さん一人一人に とってすばらしい経験となることを願いたいと思います。 それぞれの健闘を期待するとともに、皆さんの早稲田大学での学生生活が、本当に充実したものになるように、私たちも総力を挙げて応援します。 どうぞよろしくお願いします。
早稲田の日本語教育
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