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第一に、新たに登場してきた学問分野に対応するという問題です。文化構想学部という新しい学問領域の創造を目指す学部が成立したことで、そのような必要性はいっそう強まりました。文学研究科を一専攻制に改めたのも、今後、コースという形をとることで柔軟な対応ができるようにしようとしたからであり、2010年度に文化構想学部の表象・メディア論系と直結する表象・メディア論コースを設置し、2011年度には文芸・ジャーナリズム論系と直結する現代文芸コースを設置しました。
第二に、学部教育との結びつきをいっそう強めることです。この点についても、2011年度から文化構想学部・文学部からの推薦入学制度を導入しています。学部だけではなくて修士課程での勉学を望む人たちの希望と意欲に、できるだけ応えるような体勢を整えていきたいと思います。
第三に、研究職の道を目指す人たちのために、課程博士学位の取得をいっそう推進することです。文学研究科で課程博士の学位を取得する人たちは近年増えてきていますが、まだいわゆる論文博士の数よりも少ない状態にあります。博士後期課程の存在理由は何よりも課程博士学位の取得に導くところにある、と言っても過言ではありません。それが単なる建前だけに終わらないように、研究科としても努力していくつもりです。
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