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複合文化論系

比較文学プログラム言語文化プログラム文化人類学プログラム
異文化接触プログラム感性文化プログラム教員履修モデル論系HP
 本論系は、社会・文化現象を総合的に研究する5つのプログラム(比較文学・言語文化・文化人類学・異文化接触・感性文化)から成り立っている。その対象は衣食住に始まり、言語、文学、芸術、宗教、思想、美意識、メンタリティー、政治、経済、医療さらには国際関係をも内包する。

  各プログラムは、地域や時代、既成の学問ジャンルの枠を超え、各文化圏間相互の関係分析や比較研究を行なうことによって、人間文化の複合的な構造を根本的に解き明かすことを目指す。具体的には、目で見、手で触れることのできるこの世界から不可視的な領域まで、各プログラムの緊密な連携のもと、自他の文化理解を促し、かつ実践的な場面での応用力を磨く授業が用意されている。したがって多様な科目構成と履修形態によって、広い視野と様々な方法(影響・対比研究、アーカイブ操作、フィールドワーク、現地実地研修、ディベートやディスカッション、プレゼンテーションの能力)を身につけることができることも本論系の特徴である。

  地域や時代を超えることは同時に、外国人・留学生の視点を積極的に取り入れ、また本論系学生の留学を促すことでもある。そのために外国諸研究機関との連携をはかりつつ、国際的舞台でも活躍する人材を養成することを目指す。

 時代を予測し困難を切り開く深い洞察力、広い視点を背景とするバランスの取れた知識、現実を分析し対処する実践力――本論系が目指すのは、3つの能力の陶冶である。本論系に学んだ者の進路としては、メディア・出版界、IT関連業界、サービス関連業界、国際的な企業や組織、コンサルタント、コーディネーター、教員、国際公務員、公務員、様々な分野の大学院などが挙げられよう。

比較文学プログラム

文学・芸術の活動は,言語・民族・国家・時代を超えて多様に連関しながら展開する。本プログラムは、その現象を比較・対照しつつ検討することで,人間の表現活動全般についてのより深い理解と認識を獲得することを目的とする。そのために必要な基礎的研究方法は演習科目で学ぶことができ、また文学・芸術の多様な発現の諸相にはブリッジ科目で触れることができる。文学・芸術を境界線にとらわれずに自由に見ることこそが、比較文学の本当の心である。
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言語文化プログラム

ことばは人間のあらゆる精神活動の基盤である。ことばに関して研究することは、言語学者だけの仕事ではない。人文科学を志す者にとって、ことばの問題を避けて通ることは不可能である。本プログラムは、ことばに関するさまざまなテーマに関心を抱く学生に、言語学の基礎を踏まえつつ、各自の研究を自由に展開することができる場を提供する。もちろん本プログラムでは、ことばの問題を通じてさまざまな文化現象を研究することも可能である。
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文化人類学プログラム

本プログラムは、時間と空間の枠組みを超えて、人間文化の複合的諸相を統合的視点に立って解明することを目指す。授業に関しては、フィールドワークが重視され、その構成は理論と実践をつなぐインターフェイスの科目群からなる。まず文化人類学の理論と方法論を体系的に習得した後、ゼミにおいては人類学の知識を実践の場に還元する応用人類学に重点を置いて学ぶことになる。卒業後の進路として、国際機関への就職、大学院への進学(海外も含む)などが挙げられる。
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異文化接触プログラム

異なる複数の文化体系が接触する場において、どのような現象が生じ、社会・文化のどのような変容が見られるのか。過去の異文化接触がいかなる新たな文化の潮流を形成していったかを知り、また現代世界の諸問題を異文化コミュニケーションの現実として多角的にアプローチし、多様化する世界の現在から未来を展望していく。現代の問題は未解決でありながら進行中の重要な問題を含んでおり、政策提言にもつながる。学生たちのフィールドワークやインタビュー、留学生たちとのコミュニティ、NGOやNPOの活動と連関しつつ世界の動向を知っていく。
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感性文化プログラム

「味わい」、「装い」、「演じ」、「創り」、「愛し」、そして「死を恐れる」人間。しかしなぜ私たちはそうせずにはいられないのか。本プログラムはこの問いを前提として、人間の日常の行為と情動を、文化・社会のダイナミズムにおいて論ずる。それは、新たな思考と感性の可能性を探求することでもある。制度化された学問それ自体に対しても批判的であるような新しい学問的視野とその方法を模索し、文化の未来学を目指すと同時に、教員と学生の共同作業を実践するなかで、文化創造に向けての脱時間的・脱地域的な視野と価値理論を獲得することを目的とする。
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プログラム ゼミテーマ
演習テーマ
比較文学 【ゼミ】《文学》の発見(近代日本と芸術表象)/文学・芸術の再出発(ヨーロッパ文学・芸術の諸相)
【演習】ジャンルの成立と伝播/芸術思潮の越境/時代の刻印/主題系の研究/国民文学と比較文学研究/文学思潮・文学運動の文学社会学的研究/比較文学研究と一般文学研究/源泉研究と影響研究
言語文化 【ゼミ】ことばの歴史・ことばの地理/ことばの比較・ことばの対照
【演習】現代日本語研究/日本地域言語研究/対照言語学研究/比較言語学研究/意味論研究/語彙論研究
文化人類学 【ゼミ】<伝統>文化とその変動/ジェンダーと文化人類学
【演習】文化人類学入門/エスノグラフィー講読/ジェンダー人類学/経済人類学/植民地主義と人類学/民族文化論/カルチュラル・スタディーズと人類学/開発人類学/物質文化論
異文化接触 【ゼミ】文化変容論/現代の異文化コミュニケーション
【演習】ヘレニズムの複合性とダイナミズム/前近代複合社会とエスニシティ/ルネサンスの異文化受容と文化創成/民族アイデンティティ論/移民社会と地域文化/多文化社会論/世界の音楽/近代文化の相互交流/国際紛争コンフリクト調停論
感性文化 【ゼミ】芸術/性/愛そして死  /  仮面/欲望/アイデンティティそして美
【演習】感性文化基礎論(芸術とパフォーミングカルチャーへの導入、感性の制度に関する導入)/感性哲学(美と芸術の感性研究、愛と死の感性研究、産業・技術・地域社会にかかわる感性研究/日本の美意識/宗教感性論/生活環境感性論(衣食住の感性研究、生活スタイルと美意識研究)/パフォーミング・カルチャー論(演じざるをえない人間とその文化、磨かれた技・表現行為の 根源と感性)
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