東洋哲学専修 紹介

コース案内

東洋思想は現実離れしたものではないかという先入観が過去にあったようである。 しかし、東西の文化の交流が盛んになった今日、西洋の世界の文化的発展にとっても、アジアの文化が不可欠であり、 そのアジアの文化を根底から支えているのがアジアの思想であることは、周知のこととなっている。
   アジアを歴史の面から学ぶ場合には東洋史の領域となり、美術の面から学ぶときは美術史となる様に、 アジアを思想・宗教や倫理の面から総体的に学び研究する場合には、東洋哲学の領域となる。 東洋の古典には多種多様な考え方が述べられており、それは、実に、思惟方法の宝庫と言えるであろう。 その多様な思惟方法を学び、それを通して、アジアが直面する諸問題を勉強する所に、本専修の特色がある。
   日本、中国、インドの三国にわたって講義は揃っていて、日本思想・中国思想・佛教・道教・印度哲学等々について、すべてを同一専修内で学べるのは、 日本では本専修だけであると言っても過言ではない。ここで基礎を作れば、東南アジアや近隣諸国の思想・宗教も、一人で学習することが出来るようになる。

教育の方針と教科内容

何事も基礎が大切である。基礎を習得していないと、自分一人での学習や研究が出来なくなるからである。
   したがって、「専門演習」「専門研究」には古典研究が多く、そこでは原典の読み方を学ぶ。 「専門講義」ではインド、中国、日本にわたって、思想・宗教の基礎的全般的知識を学習する。 梵語と漢文(古典中国語)に、学生の語学のレベルに応じた講座が特設されていることも、他大学にはない特色である。

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卒業生の進路

就職については、どの分野にも進路は開かれている。努力次第で、問題意識明解な学生として実社会では注目される。 大学院進学希望者が増加しつつあり、大学院卒業後に教育関係の仕事に従事する者も少なくない。 教育職員免許状は社会、国語、地理歴史および公民が可能であるが、どちらかといえば、国語教員のほうに需要が多いのが現状である。