教員紹介

 
2011年度設置科目
名称 担当教員 講義題目 概要
文化人類学特論1 蔵持 不三也 文化見方・考え方 本講は文化人類学や歴史学、社会学、言語学、図像学など多岐にわたる角度から「文化」を再検討します。
文化人類学特論2 蔵持 不三也

 

本講は蔵持自身の著作の解題や調査の分析を行う。さらに、受講者の研究テーマについいて、その方法論や展開、問題点などを検討し、硬質な修士論文や学会誌・紀要論文が作成できるよう指導する。
文化人類学特論3 前嵩西 一馬

エスノグラフィー講読

現在進行形の人類学における、具体的な「民族誌的記述」を扱う。そこで描かれる様々な「現在」を理解するだけでなく、それを読む者の「現在」に繋げる営為を通して、人類学的思考と実践の可能性を探る。
文化人類学特論4 line 川原 ゆかり line

Gender and Sexuality Studies

line

 

本講では、ジェンダー/セクシュアリティ研究の意義と今日の諸学に与えた影響について考察する。受講生は、ジェンダー/セクシュアリティ理論の成立・発展の系譜を批判的に概観し、21世紀において分岐点にあるジェンダー/セクシュアリティ理論を詳細に検討し、考察を深めてゆく。それゆえ、本講では、文化人類学のみならず、カルチュラル・スタディーズ、ポストコロニアリズム、クイア理論など、文化人類学に影響を与えた様々な流れを視野に入れつつ、ジェンダー研究の再構築の可能性を探ることを目指す。

 

文化人類学専門研究2 小沼 純一   ローラン・オベールの著作を中心に、現代における他者の音楽について考えたいとおもいます。
文化人類学専門研究3 成田 弘成 観光のグローバリゼーション 1

 

観光開発は、グローバリゼーションの浸透した現在、日本を含め、どのような国でも重要な政策課題となっている。観光人類学の理論的な視座を紹介しながら、現代社会における観光の課題について議論する。特に世界遺産観光は、観光社会の中では常識化しており、こうした世界遺産の基礎知識を確認しながら、途上国の発展の在り方、グローバル企業の問題にも論点を拡げてゆきたい。授業では、世界遺産のメディア資料も活用してゆく予定である。

 

文化人類学専門研究4 成田 弘成 観光のグローバリゼーション 2

 

観光政策において重要なトピックを検証する。観光とトピックに関連する基本的な文献やメディア資料(DVD等)を紹介しながら、現代社会における観光の課題について議論する。現代観光においてはコンベンションは欠かせないものであり、本授業ではコンベンションとしてのスポーツも取り上げてゆきたい。従って、観光とスポーツに焦点をあてながら、国際社会が対処しなければならない問題も論じる。

 

文化人類学実習1 西村 正雄 Anthropology Field Method

 

文化人類学は、人間に関する学問として、人間の全体像を常に考えてきた。その成果は数々の理論的見解として出されてきた。しかし、人類学の特徴は、そうした理論を常に実際のデータにぶつけて、批判的に検証してきたことである。したがって、人類学を学ぶ者にとって、データの収集は必須の条件となっている。このデータ収集を、人類学では主に二つのやり方で行ってきた。一つは文献収集であり、もう一つがフィールドワークである。
 フィールドワークに関して、文化人類学はそれ独自のフィールドワークの方法を確立してきた。この授業では、フィールドワークについて、基礎から実習形式で教えることを目的としている。すなわち、フィールドワークに行く前のリサーチディザインの設定、そこから考えられるフィールド・ストラテジーの組み立て方、フィールドワークを得るための政府機関、行政機関等との折衝の仕方などから始まり、現地におけるフィールドワークのやり方、フィールドノートのつけ方、情報整理の仕方、そして最後の報告書の書き方を経て、民族誌の書き方まで、一連の流れに伴う実践的な知識を教えることを目指している。
 本年度は、後期の集中授業の後、12月の冬期休暇期間中(12月23日から12月31日)に、ラオスにて、応用人類学に関するフィールド実習を行なう予定である。

 

文化人類学演習1-1 西村 正雄 Anthropology Systematics and Research Method (1)

 

文化人類学は、約130年の歴史の中で、その中心的な理論と方法論を変えてきた。文化人類学を学ぶことは、各時代を代表する理論と方法論を学ぶことである。しかし、それらを学ぶことは、単に文化人類学の「歴史」を学ぶことではない。重要なのは、なぜ理論や方法論が変わったのか/変わる必要があったのか、前の理論と方法論のどこに問題があったのか、そしてそれぞれの理論的および方法論的立場が出てくる歴史的背景を学ぶことである。そうすることで、私たち自らが、次の理論構成に関わってゆくにはどうしたらよいか分かってくる。
 文化人類学の理論と方法論が大きく変化してきている時、演習では、今の理論のどこに問題があるのかを検討し、次にどのような理論的、方法論的立場が必要なのか考えてゆく。この演習(1-1)では、第二次世界大戦終了時までの時代背景について考えてゆく。本年度はスケジュールの関係で後期集中とする。
授業の到達目標 人類学という学問がどのような理論的考え方を出してきたのかを概観し、それがそれを生んだ時代的、および地理的背景と密接に結びついており、かつ人類学者個人の生き方と結びついている点を理解してもらうことを目標としている。


文化人類学演習1-2 西村 正雄 Anthropology Systematics and Research Method (2)

 

文化人類学は、約130年の歴史の中で、その中心的な理論と方法論を変えてきた。文化人類学を学ぶことは、各時代を代表する理論と方法論を学ぶことである。しかし、それらを学ぶことは、単に文化人類学の「歴史」を学ぶことではない。重要なのは、なぜ理論や方法論が変わったのか/変わる必要があったのか、前の理論と方法論のどこに問題があったのか、そしてそれぞれの理論的および方法論的立場が出てくる歴史的背景を学ぶことである。そうすることで、私たち自らが、次の理論構成に関わってゆくにはどうしたらよいか分かってくる。
文化人類学の理論と方法論が大きく変化してきている時、演習では、今の理論のどこに問題があるのかを検討し、次にどのような理論的、方法論的立場が必要なのか考えてゆく。この演習(1-2)では、第二次世界大戦以後の時代背景について考えてゆく。本年度はスケジュールの関係で後期集中とする。

 

文化人類学演習2-1 川原 ゆかり Ethnographic Writing and Representaion (1)

本演習では、エスノグラフィーのなかにみられる様々な問題点を議論することにより、文化の表象についての考察を深めることを目標とする。受講者はまず、日本文化をめぐるエスノグラフィーの古典から新たな潮流まで、様々なエスノグラフィーを講読し、その系譜を批判的に概観してゆく。さらに、受講者は、各自の修士論文の研究テーマにそって、フィールドワークを行うが、各自が仕上げるエスノグラフィーもまたその議論の対象となる。

文化人類学演習2-2 川原 ゆかり Ethnographic Writing and Representaion (2) 受講者は文化人類学の著作であるエスノグラフィーを精読し、批評プレゼンを行い、他の受講者からのフィードバックをもとにディスカッションを進める。また、受講者は、各自の研究テーマにそって、フィールドワークを行なうが、各自が仕上げるエスノグラフィー(修士論文)の表象について議論を深め、執筆に取り組む。
文化人類学演習4-1 谷川 章雄  

本演習は、日本の都市の生活文化をめぐる諸問題をテーマとする。日本の民俗文化に関連する文献講読を行う。具体的には、日本の都市の生活文化をめぐる諸問題に関わる代表的な民俗学・考古学・歴史学の論文をとり上げ、それぞれの研究の資料論や方法論、思考方法のちがいを踏まえながら、その到達点と今後の課題及び展望について明らかにする。とりわけ、従来の民俗学に欠落していた都市の階層性や都市と村落の関係、近世から近代に至る歴史的視点に重点を置いて検討することにしたい。

文化人類学演習4-2 谷川 章雄  

本演習は、前期に引き続き日本の都市の生活文化をめぐる諸問題をテーマとする。前期に引き続き日本の民俗文化に関連する文献講読を行う。具体的には、日本の都市の生活文化をめぐる諸問題に関わる代表的な民俗学・考古学・歴史学の論文をとり上げ、それぞれの研究の資料論や方法論、思考方法のちがいを踏まえながら、その到達点と今後の課題及び展望について明らかにする。とりわけ、従来の民俗学に欠落していた都市の階層性や都市と村落の関係、近世から近代に至る歴史的視点に重点を置いて検討することにしたい。

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