研究例会

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第33回(2011年5月)研究例会開催のお知らせ


 日時・会場・内容

第33回(2011年度第1回)研究例会が下記の要領で開催されます。多数のご参加をお待ちしております。

テーマ:「沖縄からみた日本、日本からみた沖縄」
日 時:2011年5月28日(土) 14:00-17:00 
会 場:早稲田大学文学部(戸山キャンパス)39号館4階第四会議室
司会者:熊本博之(明星大学)
報告者および題目:
上地聡子(早稲田大学)「日本『復帰』主張とその周り―戦後初期から施政権返還まで」
須藤直子(早稲田大学)「『沖縄移住』とは何だったのか?―本土から沖縄への歴史的な人の移動という視点から―」

<趣旨説明>
 今年度の研究例会では、7月に予定されている大会シンポジウムに向けて、沖縄と日本とがお互いをどのようにみていたのか、歴史的に検討していきたいと思っております。大会シンポジウムでは沖縄のローカルな現状を検討した上で、グローバルな世界に否応なく開かれている沖縄についても議論を広げていく予定ですが、研究例会では沖縄と日本との関係性に焦点を当てることで、沖縄が日本においてどのように位置付いてきたのか、再確認していきます。
 上地報告では、1951年のサンフランシスコ講和会議に提出するべく取り組まれた日本復帰嘆願署名運動に着目し、このとき署名した沖縄の人たちが日本に何を期待して「復帰」の意思を示したのか、それを条件付けたものは何だったのかを再検討していきます。そして1972年の「復帰」に向けた運動との比較を通じて、「沖縄からみた日本」がどのような変遷をみせていたのか、描き出してもらいます。
 須藤報告では、日本本土から沖縄への人の移動を、明治政府による琉球処分がなされた後に本土から移住してきた寄留商人、1930年代の民俗学者たちによる沖縄訪問、そして復帰後の沖縄観光ブームと歴史的にたどっていった上で、1990年代以降の「沖縄移住」の意味を検討していきます。この試みは、「日本からみた沖縄」の位相が歴史的にどう移り変わってきたのか、そしてどう蓄積されてきたのかを問うことになるでしょう。
(文責:研究活動委員 熊本博之)

 会場案内

非会員の方の参加も歓迎いたします。 関心をおもちの方がおられましたら、本件についてご紹介くだされば幸いです。

学生会員の方へ
早稲田社会学会の研究例会は、年次大会同様に、一般会員をはじめ院生、学生のどなたでも参加できる会です。多数の参加をお待ちしております。


過去の研究例会の内容 (1995年度以降)

第8回研究例会 1995年6月3日(土)
報告者 Hwa Yol Jung professor of political science
Moravian College, USA
The Globalization of Truth
第9回研究例会 1996年4月20日(土)
報告者 Lester Embree Florida Atlantic University A Problem in Alfred Schutz's Methodology of the Cultural Science
第10回研究例会 1997年9月20日
報告者 David Rehorick 宮崎国際大学 Tacit Misunderstandings: Educational Discourse as Risky Business
第11回研究例会 1997年12月5日(金
報告者 道場親信 早稲田大学 S.ホールの「ニュー・エスニシティ」論
報告者 渋谷望 早稲田大学助手 『68年』からラディカル民主主義へ ―― カルチュラル・スタディーズの経験から
報告者 酒井隆史 早稲田大学 危機とアイデンティティ ―― ポスト・コンセンサス時代の人種・階級・国家
第12回研究例会 1998年5月9日(土)
報告者 平井玄 早稲田大学 都市・文化・アイデンティティ ―― 寄せ場労働者/ホームレスの運動から
報告者 麦倉哲 東京女学館短期大学
第13回研究例会 1998年12月11日(金)
報告者 鈴木伸枝 ハワイ大学 日比結婚に見る『男性』の表象
  ―― 男性たちのライフヒストリー的「語り」を手がかりにして
報告者 千田有紀 東京大学大学院 日本における『家父長制』概念の系譜
第14回研究例会 1999年5月29日(土) セクシュアリティとアイデンティティの政治
報告者 河口和也 埼玉大学 同性愛嫌悪(ホモフォビア)―― 構造、言説、経験の視点から
報告者 風間 孝 アカー・メンバー 定義のポリティクス ―― 同性愛「と」異性愛
第15回研究例会 1999年12月4日(土)
報告者 佐藤慶幸 早稲田大学 スウェーデン福祉国家とNPOセクター
第16回研究例会 2000年4月15日(土)
報告者 草柳千早 大妻女子大学 アイデンティティと社会
報告者 干川剛史 大妻女子大学 インターネットとアイデンティティ ―― デジタル・ネットワーキング論からの考察
第17回研究例会 2000年12月16日(土)
報告者 小林宏一 東京大学 日本における情報化政策の展開とその問題点
第18回研究例会 2001年4月21日(土)
報告者 堀内信美 グローバルエリア
ネットワーク株式会社
ネットを活用したエリアコミュニティ
報告者 天野徹 江戸川大学 IT革命によって拓かれた地域社会再編の可能性とその意義について
第19回研究例会 2002年5月18日(土)
報告者 高橋順一 早稲田大学 『啓蒙の弁証法』の再評価
第20回研究例会 2002年12月21日(土) (対談形式)
報告者 太田省一 東京女子大学 (笑)のコミュニケーションとドキュメンタリーバラエティ番組
報告者 長谷正人 早稲田大学
第21回研究例会 2003年4月26日(土)
報告者 入江公康 早稲田大学 “社会的な”知 ―― 戦前日本における統治の系譜
報告者 澤口恵一 大正大学 社会学におけるコンテクスチャリティの復権 ―― A.Abbottの反省と構想によせて
第22回研究例会 2003年7月19日(土) グローバル時代の政治と社会 ――ウィーン大学とのワークショップを通して見えてきたもの
報告者 笹野悦子・小村由香・竹前禅 2003年6月2〜6日に開催されたウィーン-ワセダ・ジョイントセミナーに参加した、早稲田大学大学院生を中心とするメンバー グローバル化の概念と異文化理解
報告者 麦倉泰子・吉村俊美 同化と統合
報告者 多田光宏・木村正人 ポピュリズム
報告者 岡本智周 ナショナルアイデンティティ
第23回研究例会 2004年5月15日(土) 社会の<液状化>を問う
報告者 大谷 崇 高崎経済大学 社会の窮状化に抗して ――ブルデューのネオリベラリズム批判が問いかけるもの
報告者 七邊信重 早稲田大学 1980年代以降の日本社会の変容 ――『おたくの変容』を導きの糸に
第24回研究例会 2004年12月11日(土)
報告者 坂田正顕 早稲田大学 イギリス現代巡礼の光と影
第25回研究例会 2005年5月12日(木) 「モダニティの社会学理論」講演会
報告者 Randall Collins ペンシルベニア大学 超官僚制化としてのポストモダン
報告者 Scott Lash ロンドン大学 reflexive modernization理論からintensive modernity理論へ
第26回研究例会 2005年5月21日(土)
報告者 下村恭広 玉川大学 国家空間の重層的再編と地域社会
報告者 熊本博之 早稲田大学 地域の混沌と社会運動 ―― 普天間基地移設問題を事例に
第27回研究例会 2006年5月27日(土)
報告者 石渡雄介 東京都立大学 プリズムとしての文化 ―― 都市・サブカルチャー・ラディカルエスノグラフィー
報告者 清水知子 筑波大学 現代英国における多文化主義の陥穽と文化の論理
第28回研究例会 2007年6月30日(土)
報告者 河原紀子 共立女子大学 乳幼児の食行動における自律プロセス ――養育者との対立と調整を中心に
報告者 中川敦 早稲田大学大学院 『遠距離介護』の自然史に関する一考察
第29回研究例会 2008年5月24日(土)
報告者 麦倉哲 社会学者 格差社会とホームレス――ホームレス問題の広がりにみる社会的排除と社会的包摂
報告者 湯浅誠 NPO法人自立生活サポートセンター・もやい/反貧困ネットワーク事務局長 反貧困の現場から
第30回研究例会 2009年5月23日(土)
報告者 西尾昌樹 早稲田大学キャリアセンター 大学生の就職状況
報告者 岡口瞳美・久我龍太郎 早稲田大学文学部生 一文生の進路と就職活動
 報告者  原科達也 早稲田大学大学院   大学生活の過ごし方と就職活動
 報告者  関水徹平  早稲田大学  家族と進路
第31回研究例会 2010年1月30日(土)
 報告者  蔡明璋(TSAI Ming-Chang)  台北大学社会学系教授・社会科学学院院長、前台湾社会学会会長  Transnational Activities in East Asia: Exploring Individual Globalization
第32回研究例会 2010年5月29日(土) 「石炭産業の終焉過程と集合的記憶」
報告者   澤口恵一 大正大学   「常磐炭砿の閉山過程と離職者のライフコース」
報告者  周藤真也  早稲田大学  「日本の旧産炭地の現況――歴史と記憶の社会学の視点から」

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