




卒業生の皆様へ
ご卒業誠におめでとうございます。
早稲田大学校友会は、早稲田大学の卒業生全員で構成される同窓会組織です。
卒業し新しく校友会員の仲間入りをする皆様へ向けた、福田秋秀 校友会代表幹事からのメッセージを以下に掲載いたします。
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卒業を迎える皆さん、そしてご家族、関係者の皆様、56万人の校友を代表し、心からお祝い申し上げます。
また、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と関連する災害により多数の尊い人命が犠牲となったことに対し、 深く哀悼の意を表します。災害で被災されたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、 被災地域の安全の確保と一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈りいたします。
早稲田大学の同窓会である校友会は、早稲田大学の第1回卒業生が出た翌年の1885年に設立され、 昨年125周年を迎えました。本学では卒業生を校友と呼んでおります。皆さんも卒業と同時に校友となられたわけですが、 世界中で56万人の校友が活躍し、1370以上の稲門会を組織し、多様な活動を行っております。 世界中で先輩たちが校友の仲間入りをする皆さんを温かく迎え入れ、それぞれの立場で、皆さんの新しい人生を力強く応援します。
早稲田の誇りは、人材です。職業も、思想の違いも超えて、多様な人材が世界中のあらゆる場所で活躍しています。 今回の大災害に加え、日本の産業はグローバル化の只中にあり、経済的にも未曾有の不況、政治、社会制度でも大変革が始まっておりますが、 このような時代こそ、既成の概念にとらわれず、新しいものに挑戦する力を持つ、早稲田的な人材が求められるのです。 すなわち、世界に通ずる人材、リーダーであります。学窓を巣立ち未来を確かなものにしようと志を持って努力する皆さんを、 早稲田の仲間が必ずや支えてくださることでしょう。
早稲田魂を胸に、ご自分の能力を最大限に発揮され、これからの人生を豊かなものにしていっていただきたい。 私は早稲田大学校歌の、特に2番の、「東西古今の文化のうしほ 一つに渦巻く大島国の 大なる使命を担ひて立てる 我等が行手は窮り知らず」、 この言葉に感動を覚えております。
私が大学2年生だった1962年の冬に米国からロバート・ケネディ司法長官が来日、学生討論会の会場である大隈講堂が怒号と混乱に包まれた際も、 最後は応援部先輩のリーダーシップにより全員起立、肩を組んで、校歌の大合唱となり無事閉会することができました。 まさに校歌の力は偉大です。心細いとき、涙が出そうなとき、そして不安と迷いで道を見失いそうなときは、ぜひ、早稲田大学校歌を口ずさんでみてください。 きっと、皆さんのこれからの人生において、校歌に勇気付けられることが必ずやあることでしょう。
早稲田の杜を離れても、早稲田の絆は永遠です。時には心のふるさと早稲田に戻り、キャンパスを散策し、行事に参加して、鋭気を養ってください。 そして、ゆくゆくは、ぜひ、母校に集う後輩たちの力強い応援団として、ご支援をいただければ幸いです。
校友会は皆さんを温かくお迎え致します。また同時に皆さんが校友会の組織を活用されることも大歓迎です。 皆さんの傍らには、いつも母校と稲門の仲間がともにあり、勇気付けてくれることを忘れないでください。 早稲田の卒業生であることの誇りを胸に、勇気をもって社会へと羽ばたいてください。
いよいよスタートです。改めて、卒業、おめでとう!
2011年3月25日
早稲田大学校友会 代表幹事
福田 秋秀