研究所紹介 
Introduction of the Research Institute in ACROSS

住宅・建築環境研究所Research Institute for Building Environmental Design

〜スマートハウス・ビル〜
快適性・健康性と省エネルギーを両立させた未来のくらし

所長:田辺 新一 教授

スマートハウス、ビルにおけるエネルギー消費や創エネが、グリッドや地域・社会へ与える影響に関して研究を行うとともに、快適性や健康性を重視したゼロ・エネルギーハウスやオフィスビルに関して技術開発を行います。

■研究テーマ

建築分野と電気・機械分野の研究者が融合して新しい住宅・建築・都市とエネルギーに関する研究を行う。
住宅・建築分野においては建物性能・および設備機器の高性能化を中心に省エネルギー化が計られてきた。近年、情報通信技術(ICT)、スマートグリッドなどが高度に発展する中で、住宅・建築分野においてそれらをどのように有効利用していくか、また住宅・建築のエネルギーの在りようが、逆にグリッドや地域・社会へどのような波及効果を与えるか、を考えることが極めて重要になっている。そこで本研究所では、次の3つの研究を行う。

  1. ①日本のエネルギー消費量の34%を占める民生用エネルギー(家庭や事務所・店舗等業務用)消費量の大幅削減、ピーク電力削減のための電建融合手法を研究開発する。そのために、スマートハウス、スマートビルの国内外についての事例の調査を行う。
  2. ②高性能な断熱材やガラス・窓サッシ・ブラインド等により構成される窓システムを連携制御できるスマート建材を利用したエネルギー負荷削減、また、換気や冷暖房等の空調機器超効率化に加えて、自然エネルギーの有効利用のために太陽光、太陽熱、コ・ジェネレーションシステムなどの統合デザイン手法の開発を行う。ZEH/ZEB(ゼロ・エネルギーハウス/ゼロ・エネルギービル)の実証的研究を行う。
  3. ③スマートグリッド模擬実験シミュレータを利用して、ZEH(住宅)/ZEB(ビル)といった単体での省エネルギー性能の検討だけにとどまらず、面としてエネルギー問題をとらえ、地域・都市レベルでの課題解決方法を提案する。そのためにHEMS、BEMS、CEMSを含めたシミュレーションが必要となる。今後、各地域の自然環境特性を有効に利用できるよう、地域に応じた自然エネルギーの利用や、生活スタイルに応じたエネルギー消費のパターンに応じた都市のエネルギー利用を検討する。

また、住宅やビルは、単にエネルギー消費を最小にする最適化するのみでは、居住者にとっての住み良い環境が損なわれる場合がある。そのために、デザイン性、QOLを高める生活機能、人間行動、居住性、健康性といった、ヒューマンファクターと、省エネルギー性の両立を実現することにより、こういった住宅やビルの普及・促進につなげるための住宅・建築環境研究プラットフォームの構築を行う。

  • 「ゼロエネルギーハウス」 ©TakeshiYAMAGISHI」
    「ゼロエネルギーハウス」 ©TakeshiYAMAGISHI」

  • fig2 「温熱環境・光環境の最適制御(デジタル環境設計)」
    fig2 「温熱環境・光環境の最適制御(デジタル環境設計)」

プロジェクトメンバー

所長: 田辺 新一(理工学術院教授)

研究所員
田辺 新一(理工学術院教授)
林 泰弘(理工学術院教授)
天野 嘉春(理工学術院教授)
古谷 誠章(理工学術院教授)
後藤 春彦(理工学術院教授)
高口 洋人(理工学術院教授)
若尾 真治(理工学術院教授)
村田 昇(理工学術院教授)
連絡先
理工学術院 田辺新一研究室
〒169-8555 新宿区大久保3-4-1 55号館N棟701
Tel:03-5292-5083(内線75-3278)
Fax:03-5292-5084
E-mail:tanabe@waseda.jp
ホームページ
田辺新一研究室
http://www.tanabe.arch.waseda.ac.jp

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