学外との連携&キャリア支援

 会計研究科では、監査法人などの諸機関や企業、校友団体との広いネットワークを築いています。大学の知的 財産と学外の資源を活用した新たな教育コンテンツ、教育スタイルは大きな特徴の一つであり、外部と連携した 講座も多数設置しています。また、このような学外連携体制は、キャリア形成支援にもつながっており、会計研 究科独自のイベントが多数開催されています。

監査法人・校友団体(稲門会)との連携

 監査法人からは、兼任(非常勤)教員の派遣、ワークショップ科目等を通じた即戦力教育とリカレント教育の 融合などの面で、協力を得る体制を構築しています。また、各監査法人では、インターンシップとして、多くの学生 を受け入れる態勢が整えられています。
 公認会計士稲門会、税理士稲門会をはじめとする各種校友組織との連携も深めています。公認会計士稲門会に は、公認会計士業界において活躍されている高名な先輩諸氏が名を連ねており、当研究科の実務家養成教育に対 する全面的なバックアップを得ています。税理士稲門会には、租税法関連の様々な実務教育についてご協力いた だいており、当研究科の会計教育の側面において心強いパートナーとなっています。

主な就職先(2008~2010年度修了者)

専門サービス業
(監査法人)

有限責任あずさ監査法人、あらた監査法人、新日本有限責任監査法人、有限責任監査法人トーマツ、太陽ASG有限責任監査法人、かがやき監査法人、新創監査法人、監査法人日本橋事務所

専門サービス業
(コンサルティング等)

アクセンチュア、アビームコンサルティング、アビームM&Aコンサルティング、デロイトトーマツコンサルティ ング、ベリングポイント(現プライスウォーターハウスクーパース)

金融・保険業

SBIホールディングス、紀陽銀行、JPモルガン証券、大和投資信託、日本生命保険相互会社、みずほフィナンシャル グループ、三菱東京UFJ銀行、りそなホールディングス

製造業

花王、中外製薬、東芝、日本アイ・ビー・エム、日本電気、日本ハム、日本ビクター、パナソニック、日立製作所、富 士重工業、富士通、富士ゼロックス、三菱電機

その他

伊藤忠商事、三井物産、NTTデータ、シンプレクス・テクノロジー、読売新聞社、東邦ガス、リサ・パートナーズ、 順天堂大学、全国共済農業共同組合連合会全国本部、東京都

キャリア形成支援

 学生自身が自己の資質や能力を活かして、主体的にキャリアを形成していけるよう「キャリア支援委員会」を設
け、キャリアプランのきっかけづくりをサポートするとともに学外連携体制の強化も進めています。具体的な取り組みとして、次のようなものが挙げられます。

ジョブ
フェア

監査法人や事業会社の人事担当者を招き、説明会および個別相談会を実施してします。

キャリア講演会

監査や会計の第一線で、あるいは関連官庁で活躍中の方々による講演会を実施しています。

就職活動報告会

これから就職活動を始めようとする学生に向けて、修了生や先輩学生が自身の経験をもとに就職アドバイスを行います。

就職活動セミナー

学生の要望に応え、各種セミナーを実施しています。2010年度は、「監査法人の求める人材~エントリーシートの書き方~」というテーマでセミナーを行いました。

監査法人インターンシップ

教室で学んでいる内容がどのように実践されているのか実際の監査の現場を体感することができる貴重な機会です。

 大学全体のキャリア支援を統括する「キャリアセンター」では、専門スタッフが進路相談や企業・求人情報の照会に応じています。同センターでは、キャリアプランワークショップ、オンデマンド就活ミニセミナー等のプログラムも実施しています。
キャリアセンターホームページはコチラ

修了後のキャリア(公認会計士)

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鈴木 裕乃
2009 年3 月 会計専門コース修了
所属:有限責任監査法人トーマツ静岡事務所

○会計研究科への進学のきっかけ
私が会計研究科への進学を目指したのは、早稲田大学の人間科学部在籍中に聴講した
「会計学」の講義がきっかけでした。 当時私は、全く会計とは関係のない勉強をしていましたが、会計研究科の
創設者の一人でもあった教授の「会計学」の講義を 聴くうちに、自分も専門家としての知識を身につけ、会計という切り口から自分のできることを探したいと思うようになり、 会計研究科に進学し、公認会計士を目指すことを決めました。

○会計研究科で学んだこと
会計研究科では、計算手法や法律、基準の知識を学ぶだけでなく、判断に至る過程や背景など考えたり推測したりする力を 養うことに重点がおかれています。講義を終えた後、疑問が残った内容については自習室で友人と話し合い、それでもわからな ければ、教授の研究室に何度も足を運んでは質問を投げかけていました。実際に実務で活躍されていたり、基準の作成等に携 わっている教授の話は非常に興味深く、なるほどと腑に落ちたときの感動は、なにより継続的に勉強をすすめていく上でのモ チベーションになりました。

○進学を検討されている方へ
私は現在、地元である静岡に戻り、地域に根ざした監査業務に従事しています。実務の現場では、正解の白黒はっきりした 試験勉強とは異なり、クライアントの置かれている立場、状況、ニーズと法律、基準などとのバランスを勘案し、監査チームと 相談を繰り返しながら、最善の方法を見つけていくという作業が求められます。その中で必要とされる能力は、「いかに多角的 な視点を持てるか」ということです。会計研究科では、試験対策用の講義だけではなく、税務、システム、ゼミ形式のワーク ショップなど多種多様な講義が設置されています。加えて各分野の専門的な知識をもつ先生方や、意識の高い友人など環境的 にも恵まれた状況が整っています。大学院に進学するのであれば、「興味の対象を様々な分野に自由に広げてみること」をぜひ お勧めします。実務についてからでは、多少なりとも時間的制約や環境的制約があることも事実です。「興味の赴くままに自由 に学ぶこと」これが大学院生活での一番の醍醐味であり、将来の糧となるものだと思います。ぜひ大学院生活を充実した楽し い日々にしてください。将来同じ大学院の修了生としてお話やお仕事をできることを楽しみにしています。




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